この写真は、「8000ｍのデスゾーンの領域から山の尾根撮影した一枚と上田氏は語ります。

カナダグースのパフォーマンスアウターウエアコレクションは、人々に Live In The Open（オープンに生きる）という意識を高め、あらゆる外の世界の美しさを感じてもらうことを目的としています。

2021秋冬。これを表現するため、10月11日から渋谷パルコ1Fにて、カルチャーとアートとファッションをテーマにしたカナダグースのポップアップストアをオープンし、ミレニアル世代に向けた動画コンテンツ「McGuffin」とコラボレーションしました。

今回は世界中の極地、僻地を旅して撮影している写真家 上田優紀をゲストに、 DJのLicaxxx氏、ファッションキュレーター兼今回キャンペーンプロデューサーである小木“Poggy”基史氏が上田氏の活動内容、体験談に迫っていきます。 カナダグース 千駄ヶ谷店にて“雪山”“極地”の事を知り尽くしたスペシャリストにその体験談や 仕事論を語っていただくスペシャルプログラム。

活動を始めたきっかけについて、上田氏は 「きっかけは僕が24歳から1年半くらい。 そこは国境とか宗教とか肌の色だったり年齢だったり男女だったり みんな同じように心を豊かにしていくっていう瞬間に立ち会うことが出来て 見たこともない想像もできないような風景を通じて世界中の人たちの心を豊かにしていく事が出来たら こんなに面白いことはないって思って始めたのが、 今の写真家っていうのに繋がっているって感じ」と言います。

最も過酷な場所、僕たちが見たことの無い想像できないような風景っていうのはこの地球所にまだまだあふれていると思いながら旅をしている

旅へ出る時のことを話します。 「行くときはもう楽しみ100％なんですよ。ベースキャンプから初めて山と対峙すると怖さそれを上回ってきますね。目の前で人が亡くなったりする事もよくあることなので そういうのをリアルに目の当たりにすると 果たして生きて帰ってこれるんだろうかっていう 暗い感情がどんどん押し寄せてきて で　山に入るとそれがどんどん無くなってきて 撮るときは割と最初のまっさらな好奇心でシャッターを切れるっていう感じですね」と。

この一枚を撮影した時の事を伺うと、 「夜中出発して、風はもの凄く、雪もめちゃくちゃ降っていて、どんどん、どんどん体力もなくなってきて苦しいという時に、、
向こう側から太陽が昇ってくる。
気温的にももちろんそうですし、メンタル的にもやっぱり心がポジティブになれるんですよね。その時にやっぱり美しいなーって思いながらとった一枚です。」

上田さんのインタビュー動画はこちら

■上田優紀

1988年、和歌山県出身。京都外国語大学を卒業後、24歳の時に世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。 帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤにて8000m峰を中心に撮影。2018年アマ・ダブラム(6856m)、2019年マナスル(8163m)、2021年エベレスト登頂。

IG: @photographer_yukiueda

TW: @nature_yukiueda

■小木“Poggy”基史

1976年北海道札幌市生まれ。1997年、ユナイテッドアローズに入社。2006年にリカー、ウーマン&ティアーズ、2010年にユナイテッドアローズ&サンズを立ち上げる。2018年に独立。渋谷パルコ内の2Gのファッションディレクターを務めている。

IG: @poggytheman

カナダグースは、Live In The Open（オープンに生きる）のキーワードから、人々が外の世界で活躍できるようにインスパイアするというメッセージを発信しています。